JR阿品駅から3分廿日市の歯医者ナタリーデンタルクリニックは小児歯科、審美や矯正、インプラント、入れ歯など多様な治療が可能な地域に密着した歯科です。
「今日、もしかしたら臭いかも…」現代人にとってお口の臭いは非常にデリケートな問題です。実際のところ、口臭というものは多かれ少なかれ誰にでもあるもの。臭いの原因やメカニズムを理解してしまえば、気にすべきものと、気にしすぎないで良いものの区別がつくようになります。もちろん自分では対処ができないケースもありますから、そんな時は専門家に相談することも大切です。口臭について正しい知識を学び、上手に付き合っていきましょう。
大きくわけて口臭は二種類あります。生理的口臭と病的口臭です。前者は生きていれば誰でも発してしまう、いわば仕方のない臭いです。たとえば寝起きであればどんな人でも口臭を出すようになります。原理はとてもシンプルで、口内の唾液分泌量が減り細菌が増殖し臭いを発しているのです。
生理的口臭は完璧に防ぐことはできません。形は違いますが、オナラのようなものだと思ってください。誰にでもあるものですから、最低限のエチケットやマナーを守るといった感覚で問題ありません。寝起きであえれば速やかに歯を磨く、その程度でいいのです。神経質になりすぎないようにしましょう。
少し注意したいのが病的要因です。実は口臭の8割は病気が原因で、中でも虫歯や歯周病といったデンタルトラブルが最も多くなっているのです。虫歯によって炎症を起こすと膿が溜まり臭くなります。また歯周病菌は代謝の過程で臭いの物質を生み出します。つまり歯を悪くしたまま放置してしまうと、四六時中不快な口臭をまき散らしてしまうことになるわけです。
また、歯のトラブル以外にも体調の変化に起因する口臭も存在します。胃腸などの臓器、気管や肺といった呼吸器などに異常があると体はシグナルとして臭いを発するのです。中にはガンなどの深刻な病が潜んでいることもあるので注意が必要です。
異常な口臭が続く場合は歯科医や内科医に診てもらうことを検討するべきといえます。
口臭を少しでも減らしたい、そう思う人は少なくないでしょう。原因さえはっきりさせてしまえば口の臭いは予防することができます。
生理的要因であれば唾液を分泌させることで大部分の口臭は抑えられます。唾液は口内の環境を整えるさまざまな効果を持っているためです。病的要因ならば、口臭の元となっている病を治療すれば大丈夫です。8割は歯の病気ですから、歯科医でしっかり治療してしまえば口臭は気にならなくなるはずです。もちろんそれ以外の病気であっても、治すことで口の臭いを消すことができます。病的要因だとわかっているならば、まずは病院に行くことが大切です。
口臭はとてもデリケートなもので、治療をするのが恥ずかしいと思う方もいらっしゃいます。しかし何のケアもせずに放置すればするほど、口の臭いは強烈になってしまうもの。原因を突き止め、早めの対策をすることが将来のさわやかな息を生み出します。恥ずかしがらず、しっかりと口臭予防のケアをしていってください。
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